提灯
『お盆』
お盆は仏教の盂蘭盆会(ウラバンナ)に由来し、来世で苦を受ける先祖の霊をお迎えし供養する大切な行事です。精霊は7月(旧暦八月)十三日にあの世からこの世に来て、十六日に帰って行くとされます。
提灯はそのお盆に先祖の霊や仏様が通る「盆道」を明るく照らし、精霊が迷わず行き来できるようにとの、子孫の優しい心遣いから発生したものです。
盆提灯・置き提灯
廻転灯
弥生灯二号・清滝灯
提灯の飾りサイズ見当
一般的な提灯のサイズの比較図です。
一般的な飾り方として、一つの仏壇に吊り提灯を二~三対、置き提灯を二~五対を並べます。親類・縁者からいただいた提灯は仏壇を中心に左右対称に飾っていきます。